表面スカム除去

かき寄せフライト

フライトかき寄せ機Dタイプ

フィンチェーンのDタイプのかき寄せ機は水面上に位置します。かき寄せ機は、水面からスカムを除き、それをスカムボックスに動かしながら、二組のホイール上をリターンレールに沿って移動します。

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パーツ - かき寄せフライト

1. かき寄せチェーン

従来のモデル:
小軸受面

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  • 直接チェーン磨耗につながる軸受面

フィンチェーンのソリューション:
大軸受面

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  • 長寿命のチェーンと駆動ホイール


チェーンモデル

かき寄せチェーン HA200

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  • 小・中型沈殿池

軸受面

  • ジョイント 2300 mm2
  • 歯ノッチ 1300 mm2

かき寄せチェーン HA205

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  • 中・大型沈殿池

軸受面

  • ジョイント 1300 m2
  • 歯ノッチ 1640 mm2


二重チェーン FC-HA205X2

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  • 最大沈殿池用

軸受面

  • 2 x FC-HA205



2. 特許取得のピッチ調節可能駆動ホイール

ピッチ調節可能駆動ホイールによってプラスチックチェーンの伸びを修正できます。

プラスチック製かき寄せチェーンの弱点は、特に負荷が大きくなった際に生じる伸びです。プラスチックの伸びは、ガラス繊維から作られたチェーンリンクを使用することで修正できます。しかし、軸受面でガラス繊維を使用することは、チェーンの軸受面が擦り切れ、チェーンの磨耗を早めるのでお勧めできません。全タイプのチェーンリンクは使用される時間がたつにつれ伸びます。

チェーンに伸びが生じた場合、チェーンと駆動ホイールはかみ合わなくなり、チェーンは少数の歯やピンによってのみ引っ張られることになります。こうした状況では、チェーンは駆動ホイールから外れてしまい、深刻な問題を引き起こします。(フライトが池底に落ちる可能性もあり、その際プロセスは中断され、修復が必要となります。)そのため、駆動チェーンは他すべてのシステム、特に大型沈殿池において常に緊張保持される必要があります。

ライフサイクル比較

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当社は、簡素で精巧なピッチ調節可能駆動ホイールによってチェーンの伸びを修正してきました。ピンの調節によりピッチ径を大きくすることで、伸びて磨耗したチェーンリンクと駆動ホイールのスプロケットをかみ合わせることができます。

 

Patented Adjustable Pitch Drive Wheel

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3. チェーンガード

チェーンガードが伸びたり磨耗したりした際は、チェーンが駆動ホイールのスプロケットとかみ合わなくなり、一度に1つのリンクに負荷がかかってしまいます。このような状況ではチェーンは容易に駆動ホイールを飛ばしてしまうので、チェーンは常に緊張保持されています。

フィンチェーンシステムのチェーンガードは、チェーンの歯飛び現象を機械的に防ぐことでこの問題を解決します。オーバーロードの際はモーターを止める電気スイッチをチェーンガードに接続することも可能です。

チェーンガードの運転をアニメーションで見る。

4. かき寄せフライト – さまざまな選択肢

フィンチェーンは6種類のフライトをご提供します。

  • 水面に大きな変動のある沈殿池用高フライト
  • 大型沈殿池用の特別強化フライト
  • 小型沈殿池用の鉄フライト

表面スカムスキマー用フライトすべてに対して容易に交換可能なゴム製ブレードが装備。

フィンチェーンのフライトタイプ

  フライト型式 高さ (mm) 慣性モーメント
(mm4)
ねじりモーメント (mm4)
         
files/img/kuvitus/flight-profile-fc-190.jpg FC-190 190 X – X : 3 605 000
Y – Y : 376 100
479 313
files/img/kuvitus/flight-profile-fc-200.jpg FC-200 200 X – X : 5 724 000
Y – Y : 1 152 500
2 520 000
files/img/kuvitus/flight-profile-fc-220.jpg FC-220 220 X – X : 10 881 245
Y – Y : 5 083 635
7 012 345
files/img/kuvitus/flight-profile-fc-300.jpg FC-300 300 X – X : 11 183 000
Y – Y : 1 664 100
2 521 000
files/img/kuvitus/flight-profile-fc-310.jpg FC-310 310 X – X : 19 917 118
Y – Y : 5 600 130
7 013 038

5. かき寄せフライトの適切なアタッチメント

フライトが装備されているチェーンリンクやまた隣接したリンクはチェーンの他のリンクよりも、より磨耗すること傾向があることが示されています。

フライトが高くなるにつれて、より振動しチェーンは速く磨耗します。これは大型の沈殿池で、大量の汚泥を動かすより高いかき寄せフライトが必要とされるためより深刻です。フィンチェーンの特許取得のかき寄せフライトは耐震性です。

ブラケットリンクを使用した従来のフライトアタッチメントの方法

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フィンチェーンの特許取得フライトアタッチメントが解決します。

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フィンチェーン –低振動アタッチメント 
Flight FC-220

 

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フィンチェーン–低振動アタッチメント
Flight FC-190

6. 従動ホイール - 無歯、スムーズなホイール

従動ホイール FC-76、右図は大型沈殿池用二重従動ホイールFC-80X2.

https://finnchain.fi/wp-content/uploads/2019/07/idler_wheels_1.jpg https://finnchain.fi/wp-content/uploads/2019/07/idler_wheels_2.jpg

https://finnchain.fi/wp-content/uploads/2019/07/idler_wheels_3.jpg

 

歯付きの従動ホイールは、駆動ホイールよりもよりチェーンを磨耗することが指摘されています。フィンチェーンの構造のみが無歯でスムーズな従動ホイールを使用することができます。

 

7. レール

チェーン・フライトタイプの表面スカムスキマーで、かき寄せフライトを運ぶレールには2つのオプションがあります。

レール FC-R100
- ガラス繊維ホルダーとプラスチック磨耗レール

レール Z3
- ステンレス製Z型レール

8. 駆動装置

自動調心軸受付きのステンレス製駆動軸。玉軸受は設置を容易にし、軸受の寿命を延ばします。

モーター

  • ギア駆動モーター
  • パワー 0.18 0.55KW、沈殿池のサイズに応じて

動力伝達
一般的なタイプは直接モーターからか、代替としてHA44特許取得チェーンや16B-1もしくは20B-1の標準ロールチェーンを介して動力伝達されます。